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しょうがい学生支援室って?

あいさつ

学長からのメッセージ

宮城教育大学学長 見上 一幸

みなさんご存知のように、宮城教育大学は教員養成分野における「広域拠点型の大学」として、教員の資質能力向上および教員養成に責任を負う大学として、“教育の未来と子どもたちの未来のために”をスローガンに豊かな実践力を持つ教員を養成することを目指してきました。ことに、本学は東北・北海道地区における特別支援教育教員養成課程全5領域の免許状が取得できる唯一の国立大学として、全てのしょうがいに対応できるスタッフが揃っており、そうした利点を活かして、これまでもしょうがいのある学生に対する支援にも力を入れてきました。
現在、わが国の高等教育機関で学ぶしょうがいのある学生数は、年々増加傾向にあり、日本学生支援機構(JASSO)によれば平成26年度で14,127人(全学生数比0.44%)となっています。
また、平成28年4月からは、「障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律(通称:改正障害者雇用促進法)」、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(通称:障害者差別解消法)」が施行され、しょうがいのある人もない人も共に学ぶことのできる(インクルーシブ)社会の実現が目前まで来ているということができます。
本学においては、そうした動向に先駆け、平成16年度に全学的組織『障害学生修学支援プロジェクト』を設置、翌平成17年度には「障害学生支援実施要項」を策定し、日本学生支援機構(JASSO)障害学生支援ネットワークの『拠点大学』にいち早く名乗りを上げました。こうした実績が評価され、平成19年度から平成22年度にかけて、学生支援GP「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」に採択され、平成21年度には『しょうがい学生支援室』設置および「支援室規程」を制定して、しょうがいのある学生に対する支援に邁進してきました。
さらには、「改正障害者雇用促進法」および「障害者差別解消法」の施行に対応すべく、平成25年度に、『宮城教育大学バリアフリー推進プロジェクト』を設置し、これらの法律に謳われている『差別の解消』、『社会的障壁の除去』および『合理的配慮』について検討するとともに、各法人で義務付けられている『対応要領』の策定に向けて検討して参りました。
本学では、この『対応要領』を学生のみならず、教職員への対応指針に関する趣旨も取り入れ、しょうがいのある人への対応を全学的な観点で進めていく姿勢を明確に打ち出しました。また、『宮城教育大学インクルーシブ推進委員会』を新たに立ち上げ、今後の体制整備に向け取り組んでいるところです。また、平成26年度より、本学が中心となり、『仙台学長会議障害学生支援ネットワーク情報交換会』を開催し、地域の実質的なネットワーク構築に向けて取り組んでいるところです。

しょうがい学生支援室長からのメッセージ

宮城教育大学連携担当理事・副学長
しょうがい学生支援室長 熊野 充利

本学のしょうがいのある学生に対する支援は、他大学に先駆け、学生主体のボランティア活動から出発しました。そうした学生主体の活動を大学が受け継ぎ、学生と教職員が一体となって支援を行っているのが本学の一番の特色だということができます。
『しょうがい学生支援室』には、各しょうがいに対応できるよう、本学の特別支援教育5領域に対応するスタッフが、それぞれのしょうがい部会の部会長となり、そのもとに学生運営スタッフおよびボランティア学生がチームを組んで日常的な支援を行っています。
本学の最も特徴的なことは、学生ボランティアが実習派遣や映像への字幕付けなどの作業以外はほとんど無償のボランティアであるということです。つまり、これからのインクルーシブ社会の実現には、将来教員を目指す学生には『特別支援教育マインド』が必要であり、そうした教員を輩出する使命でもある本学の理念に学生が主体的・積極的に関わっているという証ともいえます。
また、本学の支援室には、しょうがいのある学生に対する支援に関して専門的な知識・技術を兼ね備えた優秀なコーディネーターが常駐し、学生からの相談、ボランティアの研修、派遣の調整、講義保障のための技術的支援など様々な業務に当たっているということが最大の強みといっても過言ではありません。
こうした本学のしょうがい学生支援の実績が、平成24年度の大学基準協会における認証評価結果でも高い評価を得ています。また、「宮城教育大学に行けばきちんと支援をしてもらえる」ということを聞きつけて、全国から本学を志望してくるしょうがいのある学生もいます。
本学の支援室は、そうした評価に甘んじることなく、この分野でのパイオニアとして邁進して行く所存ですので、みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。