- 2016年09月28日
平成28年度 全国障害学生支援セミナー 「専門テーマ別セミナー」開催のご案内
日本学生支援機構との共催により、下記セミナーを実施いたします。障害学生支援に焦点を当て、障害のある学生の支援向上のための最新の知見を共有すること等を目的として、開催いたします。障害のある学生支援を担当する教職員や管理者の皆様の多数のご参加をお待ちしております。
実施要項
1.テーマ
障害者差別解消法元年にみる高等教育機関におけるしょうがい学生支援の到達点とその課題
2.目的
日本学生支援機構と宮城教育大学が、障害学生支援の充実に資するために、専門的なテーマに焦点を当て、支援体制の向上に関する情報や意見の交換等を実施します。
3.内容
今年度より動き始めた宮城教育大学の「教職員対応要領」を例にとり、差別解消法下における大学側の到達点を押さえる中で、しょうがいのある学生も等しく学ぶ大学という意識がさらに教職員の中で熟成されるための課題、あるいは実際に起きつつあるしょうがい学生支援の内容の大学間格差の問題など、変革が求められる大学の問題点を整理する。とりわけ、「大学における不当な差別的扱いとは」「大学が果たすべき事前的改善措置(環境整備)とは」「大学側が準備する合理的配慮の提供とは」といった、差別解消法の柱から見た「こんな大学あったらいいな」を紹介し、しょうがいのある学生が学びたくなる「大学における学生支援の未来像」についてしょうがい種別ごとに問題提起したい。また、しょうがい種別分科会においては、「学生支援の近未来像」と題し、参加者より最近の「しょうがいのある学生からの配慮に関する申し出」事例などを出し合い、現時点における大学間格差を超える到達点を確認すると共に、差別解消法下における障害学生支援に関する今日的課題について情報交換を含めて議論する。
4.主催:
独立行政法人 日本学生支援機構 国立大学法人 宮城教育大学
5.開催日時
平成28年11月23日(水曜日・祝) 13時00分~16時40分(受付開始 12時30分)
6.会場
CIVI秋葉原研修センター(東京都千代田区神田須田町1-5-10)
※JR「秋葉原駅」から徒歩5分、JR「神田駅」から徒歩6分、JR「御茶ノ水駅」から徒歩8分
※東京メトロ銀座線「神田駅」から徒歩3分、東京メトロ丸の内線「淡路町駅」から徒歩3分
7.参加対象
しょうがい学生支援に携わる高等教育機関(大学・短期大学・高等専門学校)の教職員、及び地域関連機関(高等学校を含む)の教職員、関連企業関係者、高等教育機関に在籍する学生
8.参加定員
200名
9.参加費
無料
プログラム
■12時30分
受付開始
■13時00分
開会・主催者挨拶:日本学生支援機構/宮城教育大学
■13時15分
基調講演
「教職員対応要領の制定と求められる大学側の意識改革」
講師:藤島 省太氏(宮城教育大学 特別支援教育講座教授・しょうがい学生支援室副室長)
■13時45分
問題提起:「こんな大学あったらいいな!学生支援の未来像」
1.視覚しょうがい 長尾 博氏(視覚しょうがい部会長)
2.聴覚しょうがい 松﨑 丈氏(聴覚しょうがい部会長)
3.発達しょうがい 植木田 潤氏(発達しょうがい部会長)
4.肢体不自由/病弱・虚弱 寺本 淳志氏(肢体不自由部会長)
■14時25分
休憩・移動
■14時45分
分科会・情報交換会
1.視覚しょうがい、2.聴覚しょうがい、3.発達しょうがい、4.肢体不自由/病弱・虚弱
※各分科会のファシリテーターは当学各しょうがい部会長の教員が担当
■16時15分
移動
■16時25分
総評
■16時35分
閉会の挨拶・諸連絡
■16時40分
閉会
10.申し込み方法
参加を希望する旨、件名(メール標題)を「専門テーマ別セミナー【2】 参加希望」とし、所属機関名、所属部署、役職、氏名、電話番号、開催日(11月23日)を明記して、日本学生支援機構までEメールでご連絡ください。
(送信先アドレス tokubetsushien*jasso.go.jp)※メールをお送りいただく場合は*を@に直してください。
折り返し発信元アドレスへEメールにて申し込み方法をお知らせいたします。
11.申し込み期限
平成28年11月2日 水曜日
*受付期間内でも、申し込み者の数が定員を上回った場合、申し込み受付を締め切らせていただきます。予めご了承ください。