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  • 2020年12月14日

「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2020 特別編 聴覚障害学生支援の思いを伝えるコンテスト」で入賞しました

2020年11~12月に、オンラインで開催された、「第16回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム 聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2020 特別編」にて、本学の学生たちの作品が入賞しました。今年度は、以下の2部門での開催となり、インターネット投票で上位に入った作品に対し、審査員による審査が行われました。


■ひとことメッセージ部門
宮城教育大学 しょうがい学生支援室 学生運営スタッフの作品が、2位となる優秀作品賞を受賞しました。
ひとことメッセージ部門は、「障害学生支援」とは?大切にしていることは?を、チームで意見を出し合って、ひとことに思いを込め、合言葉と背景・理由を100字で表現する部門です。

作品:共に悩み、共に作り上げる

込めた思い:
状況が変わったことで困難もありましたが、直接会えないからこそ今までの積み重ねの大切さと相手を思いやる心が感じられた今年。遠隔だからこその思いやりの輪を今後も広げていきます!

審査員のコメント:
聴覚障害学生が支援されるばかりではなく、対等な関係であることがこの作品から見えたことが良かった。(障害学生)支援の業界・領域をリードして来た宮教大さんの、いい意味でのプライド、伝統への自負、先輩への敬意などが込められた、その表現が素敵だと思った。宮教大さんだからこそ表現できることをおじけずに表現していることが素晴らしい。同時に、コロナで遠隔支援になった環境で、これまで積み上げてきたものをどうアウトプットするか、思いやりをどう表現するか、それが簡単ではなかったこととをうまくタイトルに表している。「本当に悩んだんだよ、一緒に作り上げたんだよ、その成果を今後も広げていくんだよ。」ということが伝わる作品。

受賞のコメント:
PEPNet-Japanシンポジウムの「ひとことメッセージ部門」で、優秀作品賞という賞をいただくことができて非常に光栄です。このような賞をいただけたのも、支援に携わっている全ての方々の、日々の取り組みのおかげだと思っています。いつも本当にありがとうございます。
今後どのような状況になるか分かりませんが、今年の遠隔情報保障の経験は、これからの本学の情報保障に必ず活かすことができると確信しています。皆さんと一緒にこれからも「思いやりの輪」を広げながら成長していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします!

他の入賞作品は、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークホームページをご覧ください。


■川柳部門
宮城教育大学 学生「年齢=テイカー歴のベテラン」さんの作品が、上位5作品に選ばれました。
川柳部門は、「聴覚障害学生支援」をテーマに、川柳の五・七・五に思いを込め表現する部門です。

作品:ついていく! わたしのテイク ライクかな?

コメント:
この川柳は、ボランティアの人手が足りない時にノートテイクにヘルプで入って下さるしょうがい学生支援室のコーディネーターの皆さんを思い浮かべながら作りました。コーデさんはいつも圧倒的なノートテイク力でどんなに話すのが早い教員の時もほとんど間違うことなく素早くタイピングをしてくれます。自分がもし、こんなふうにテイクができたら…きっと自信満々に「ライクかな?」って言うことが出来るでしょう。
残念ながら特別賞には選ばれることはありませんでしたが、自分なりにとても良い作品になったと考えています。ありがとうございました。

また、本学の全ての応募作品に対して、PEPNet-Japanよりあたたかなメッセージをいただきました。
他の入賞作品は、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークホームページをご覧ください。