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参照:
聴覚しょうがい学生支援の基礎知識(PDF)
教職員のための手引き(PDF)
・個別相談
・担当教員への配慮事項の伝達・相談
・手書きノートテイク
・パソコンノートテイク
・音声認識通訳
・手話通訳
・補聴援助システムの使用
・支援機器の貸し出し
・映像教材の字幕付け・文字おこし
・「聴覚しょうがい学生支援の基礎知識」「聴覚しょうがい学生支援 教職員のための手引き」配布
音声情報を紙に書いて伝える方法です。メモのように書くのではなく、話す内容をできる限りそのまま書きます。話す内容の約20%しか書けないため、以下のようにより多くの情報を書けるように工夫しています。体育や屋外での活動の際に多く用いられる方法です。聴覚しょうがい学生は、ノートテイクの情報を見て自分で大事だと思うことをメモします(ノートをとります)。
音声情報をパソコンに入力し表示する方法です。入力スキルにもよりますが、約80%以上の情報を提供することが可能です。専用のソフトを使用し1名ないし2名で入力していきます。2名の場合は、協力して一つの文章を作り上げる「連携入力」で入力します。現地の音声情報をネットワーク等を通じて飛ばし、遠隔地からパソコンノートテイクで音声情報を入力し、ネットワークを介して文字情報を伝える方法もあります。オンライン(リアルタイム)授業や課外活動などの際に離れたところから支援することができます。
音声認識システムなどを用いて、音声を文字化して表示する方法です。話し手の話し方等によって認識率が高い場合は多くの情報を提供することが可能ですが、誤認識もあるため修正者を配置し修正します。
内容をききとって手話に変換したり、話者の手話表現を音声に変換したりします。手話がわかる聴覚しょうがい学生が利用します。本学では、主に入学式や卒業式、論文発表会などの学内行事の際に利用しています。
聴覚活用ができる聴覚しょうがい学生が、音声をよりききとりやすくする「補聴援助システム」と呼ばれる専用の機器を用いて音声をききとります。機器によって特性は異なりますが、話者の音声を補聴器や人工内耳等に直接届けたり、室内のどの場所にいても安定したレベルの音声が入ってくるようきこえを補助したりするものがあります。
ロジャーペン |
ロジャータッチスクリーン |
ロジャーセレクト |
ロジャーパスアラウンドマイク |
ロジャーデジマスター7000 |
ロジャーマルチメディアハブ |
ロジャー受信機 |
ロジャーフォーカス |
音声認識用マイク |
筆談用ボード |
その他 パソコン・タブレット・スマートフォン |
講義では情報保障者を派遣してノートテイク等の情報保障を行いますが、リアルタイムで映像のノートテイク等を行う場合はタイムラグが生じ、十分な情報を提供できないなどの困難が生じます。
しょうがい学生支援室では講義で使用する映像教材への字幕挿入作業または文字おこしデータを作成し、提供することが可能です。